社会保険労務士試験の学習ポイント

学習範囲が膨大な社会保険労務士試験だけに、学習する順番やポイントにより効率的に学習できるか否かが大きく左右されます。もちろん、選択した学習法や講座によりその方法はことなるかとは思いますが、順番を含め大まかな学習ポイントがありますので、紹介したいとおもいます。

まず、社会保険労務士試験に出題される科目は、大きくわけて3つのカテゴリがあることは前述したとおり(7P参照)です。なかでも、労働法令に関して最初に手を着けるべきは、基本法令である「労働基準法」となります。

一方、社会保険法令となれば基本の法令は「健康保険法」です。いずれも、これら基本となる法令を理解しない限り、各法令を正しく理解することは不可能です。反面、基本法令を理解していればそのカテゴリには関連する部分も多いため、より正しく深く各法令を理解することが可能となるでしょう。

法改正は出題比率が高い

また、もうひとつのカテゴリである一般常識も、他の2カテゴリ同様足切り点が設定されているため、決して軽視はできません。テレビのニュースや新聞、そしてネットで報道される、労働及び社会保険関連の情報は必ずチェックし、その情報の中にある年月や数量、金額等を記憶しておいて損はありません。

さらに、すべてのカテゴリにおいて重要なポイントとなるのが、法改正です。というのも、社会保険労務士試験では出題範囲としてカバーされている法律が、毎年一部改正され、さらに、改正された所は直近の試験に高い確率で出題される傾向にあるからです。

また、試験直前までの法改正まで対象になるかといえばそうではありません。出題される可能性があるのは、試験後(8月)から次回の試験概要が発表される翌年の4月時点での法改正です。

もちろん、自分自身でそうした法改正情報を入手することも可能です。しかしながら、改正された部分がどういう形態となって問題として出題されるかまでは、受験生独自の判断では難しいと思います。

反面、通信講座(法改正対策講座)や資格予備校ならば、どういう形で出題されるかなど、対策を練ることが可能となります。こうした場合を考えても、通信講座などへの学習機関を受講することが有利となるポイントなのです。